大波修二 市政への思い

年頭にあたって

   2022年はロシアのウクライナ侵攻に始まり、全世界の反戦の世論にもかかわらず、未だに戦争が続けられています。またアジアでは、米中間での軍事緊張の高まりが、日本を戦争に巻き込もうとしています。

  そのような情勢の中で、岸田内閣は何ら和平そして核兵器禁止の動きをとろうとせずに、12月に安保3文書を〝火事場泥棒的〟に閣議決定して、安倍内閣以上の平和憲法破壊路線を強引に進めようとしています。

 また2022年は厚木、横須賀、沖縄、横田、三沢基地と全国の米軍基地で、人体に大変有毒である有機フッ素化合物が発見され、周囲の住民の健康に重大な脅威を与えました。今年こそ、根本的解決に向けた運動の強化が必要です。  

   さらに政府は、福島の人災を忘れたかの様に原発の再稼働を進め、国民の知る権利を侵害する特定秘密保護法がいよいよ動きはじめ、国民の財産を侵害する土地利用規制法による基地周辺の注視(監視)区域指定もされようとしています。

 市民生活は、何十年ぶりの未曾有の物価高で、日に日に苦しくなっています。それに増税と社会保険料の増加、年金の減額が拍車をかけようとしています。コロナも、政府の無策によって感染が再拡大し、今や誰が感染してもおかしくない状況となって、市民を苦しめています。生活者など国民全体の生活と健康が危機をむかえており、岸田内閣に対する支持率は低下の一途を辿っています。

 このような中で、今年こそ私たち1人ひとりが、苦しんでいる市民の先頭に立って行動を開始し、声を挙げていく必要があると思います。今年は4月に統一自治体選挙があります。地域で力を合わせて市民の生活、健康と、平和憲法を守るため奮闘してゆく所存です。大波修二は皆さんと共に頑張ります。