大波修二 市政への思い

新型コロナウィルスの正しい知識

 現在、人類を目に見えないウイルスが襲っていて、私たち人間は苦しんでいます。過去においては100年毎にこの様な状況が発生しています。どこの国でも必死になって対策を講じていますがうまく対処できていません。それでも、一定の犠牲を被りながら対処できている国(北欧スエーデン)もあります。言えることは正確にウイルスを認識し、正しく恐れ、粘り強く、諦めないで時間をかけて対処していく事が求められています。

 新型コロナウイルスの正しい認識とは、新型コロナウイルスは連続的に伝搬し急速な広がりと莫大な人に感染する性質を有し、今日のグローバル化した人の高速移動により、全世界に爆発的に拡大している。誰もが新型コロナウイルスに免疫を持っていないので全ての人間が感染する可能性がある。

 日本はこの感染症に対して全力で対処していません。非科学的で、資金を惜しみなくつぎ込んではいません。世界各国の優れた対処方法も古代からの感染経験も学んでいません。日本でこの闘いに勝利する時はどんな時か。それは現在は新型コロナウイルスに感染した者はせいぜい1%程度であって“集団感染”の状態(約70%前後)に達するまでとワクチン・治療薬が完成した時です。

 現政権のコロナに対する姿勢は感染拡大防止優先から “ウイズ コロナ”つまりコロナウイルスとの共存への政策に移行し、経済、社会活動の再開を急ぎ、公衆衛生の全般的な改善の方向性は縮小して、過去における政策の間違った政策も改善されてません。ウイルスとの闘いはこれからもっと厳しい状況になる可能性が残っています。ウイルス自体の突然変異の時間的な経過も定かではありません。ところが、「この感染病を有効に対処できる」としていて国民の命と人権を尊重しない非科学的な政策を実行しています。

 

 方向変換が必要です。

 

 大和市においても市会議員や市民の様々な提言を聞いても実行する状況になっていません。市は「この新型コロナウイルス対策の主導権は県と国にあり」我々には口は出せないという態度です。大和市の感染者は164名(1011日現在)で10万人あたり約67名です。この数値はヨーロッパにおいてはレッドゾーンに匹敵する数値です。我々にとって当面必要なことは「関係者にPCR検査の大幅拡大の働きかけによる感染源対策」と「三密を避け慎重に責任ある行動」する以外にありません。