大波修二 市政への思い

第五次厚木基地爆音訴訟原告団臨時総会で東京高裁への控訴決定!

11月20日の一審の横浜地裁判決を受けて、わずか4日後というあわただしい日程でした
が、11月24日、海老名市内で第五次厚木基地爆音訴訟原告団臨時総会を開き、東京高裁
への控訴を全会一致で決定しました。

不当判決のままでは終わらせない! 横浜地方裁判所判決
  ~大波修二 第五次厚木基地爆音訴訟原告団長~

 私たちが7年越しで闘った第五次訴訟の一審判決が、11月20日横浜地方裁判所(岡田
伸太裁判長)からだされた。
 全くひどい判決です。
夜8時から翌朝8時の飛行差し止めは却下され、損害賠償も艦載機の岩国移駐前と後で分
けられ、移駐後は爆音は減ったとして、国が2020年に新たに作った騒音分布図によって
原告の6割の人が騒音外(損害賠償無し)とされました。
私たちはこの7年間、横浜地裁で口頭弁論があるたびに傍聴席を満席にし、裁判長に私
たちの切実な被害実態を訴えできました。
更には、騒音問題の第一人者である田村明弘横浜国立大学名誉教授から新たな騒音指標
が横浜地裁の場で明らかになりなりました。
 しかし、横浜地裁裁判長は、第四次厚木基地爆音訴訟最高裁判決から一歩も出ない判
決を出しました。

 私たち原告団は、断じてこの横浜地裁判決を認めるわけにはいきません。
今も厚木基地周辺(被害原告在住地域:大和市、綾瀬市、座間市、相模原市、海老名市
、
藤沢市、茅ヶ崎市、東京都町田市)は米軍機や自衛隊機が飛び回って爆音を撒き散らし
ています。
更に原子力空母ジョージワシントンが横須賀に再び入港(「母港」化)しています。こ
の空母には危険極まりないオスプレイが艦載機として搭載されています。 

 私たちは、東京高裁への控訴を決定しました。

東京高裁の場で、更に軍用機のうるささと影響の大きさを訴え、差止めも損害賠償も、
横浜地裁判決を乗り越えていきましょう。